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時をかける少女

CANNES, Day 5, May 16, 2010
時かけ
『時をかける少女』は、細田守監督のアニメ版が、海外でよく売れたので、
今回のカンヌでは、一番、引き合いが多い作品。
リメイクの問い合わせもとても多い人気作だが、
ザンネンながら、ウォルト・ディズニーがリメイク権をすでにゲットしている。
海外では、6月に上海映画祭、7月にプチョン映画祭での上映が決定している。
錦戸亮が江戸時代から現代へタイムトラベルしてきて、パティシエをやる『ちょんまげぷりん』をはじめ、
タイムトラベルものがプチ・ブームなのか?!
『時かけ』は、ポスターのフィギアっぽい仲 里依紗が人気で、
アメリカ人バイヤーも、「なんだかわからないけど、ポスターがステキ」という理由で
問い合わせにやってきたりする。
こうなったら、ゼブラーマンも海外でがんばってほしい(便乗商売希望)。

カモメ近っ!

Cannes Day 4, May 15, 2010
Grand Hotel
この素敵な夕焼けは、なんと、夜の21:30です。
悪い冗談みたいに、いつまでも明るいカンヌ。
ついつい、長居をしてしまって、毎晩24時帰りです。
さて、さすがに4日目ともなると、セールスの女子たちもみなさんお疲れ気味。
今日は、セールスカンパニーのメイン会場のひとつとなっている
グランドホテルにお住まいのとある姐さんのお部屋で、
ローカルワインを、泡、ロゼ、白、赤、白…と
パンパン空けました。
「疲れた、疲れた」といいながら、5本のボトルをあっという間に飲みほしてしまうこのパワー。
プラス、あけすけなガールズトークに、今回が初カンヌの我らがアシスタントは
目を白黒させているばかり。
この業界で生き残っていくには、もはや姐さんコロガシのひとつやふたつ、
なんなくこなせないと無理っ、な女性上位の時代。
溢れる夢を両手にいっぱい抱えながら、
ドキをムネムネさせてカンヌにやってきたカズくんは、
さて、どうやってこのピンチを乗り切るのでしょうか?
イマドキ男子の賢さが、どう発揮されるのか?
ワクワクしながら、ツッコミを入れる毎日です。

退廃姉妹、盗まれる!

DAY 3, May 14, 2010
Decadent
青山真治監督最新作企画、島田雅彦原作の『退廃姉妹』のヴィジュアルが
ここカンヌのバイヤーたちに大人気。
文芸春秋の文庫版のカバーのデザインを起用させていただいたのだが、
レトロなデザインが、ウケたのか、
ついに、今朝、大事な展示用パネルが盗まれていた!
初カンヌをウキウキ体験中のアシスタントは、
初日に100ユーロを掏られかけたが、
大事なパネルを盗まれるくらいなら、
100ユーロを盗られたほうが、マシかもしれない。
それだけ、人気なのであれば、
まぁ、以降の展開にも自信が持てるので、
同時に、チコっと嬉しくもある♪

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