最近の洋画の邦題はどうなってるんだ会議
今夜の<最近の洋画の邦題はどうなってるんだ会議>について
ピクチャーズデプト・シネマセレクション Vol. 6
怖くない、むしろ切なくなるホラー映画
「私はゴースト」の逗子上映会は今夜7時です。
前売は今夜6時までオンラインで https://t.livepocket.jp/e/ghorst
当日券あります。
上映に先駆けて、映画評論家の江戸木純さんをお招きした
おもしろ映画トーク<最近の洋画の邦題はどうなってるんだ会議>を行います。
先日、逗子にあるイタリアンの名店でシェフのお得なランチを食べながら
Dシェフと映画トークをしていたところ、
「あの映画のタイトルって誰がつけてるんですかね〜?」と素朴な疑問が
湧いている様子でした。
それそれ、それなんですよ。問題は(笑)
思わず膝を打つ秀逸な邦題も、
原題とはイメージも内容もかけ離れてしまっているような邦題も、
すべては映画配給会社の宣伝マンの
「センス」が光るか鈍るかにかかってるんです。
もうそれがすでにホラーだわwww
というわけで、本日お招きするのは、
30年以上に渡り、数百本ものホラー映画の邦題を手がけて来た
江戸木純さんに、「一体なぜこんなことに?」な裏話を伺ってみようと思います。
ナビゲーターは、ホラー嫌いのしおまきが、
質問しまくるのは、ホラー大好きバイヤーの字幕翻訳スタッフ小川が務める
かなーり、映画愛の深いトークになる予定です。
江戸木純と聞いて、おや?とにやけてしまった人は
かなりの映画通のホラー通。
この江戸木さんが手がけたホラー映画のタイトルに
「死霊の盆踊り」という作品があります。
伝説の邦題を与えられし映画『死霊の盆踊り』とは?
・全米が呆れた
・映画史に燦然と輝くZ級映画
・カルトムービー界の白鵬。
・脚本はあのエド・ウッド
・今やレンタルは難しく、ソフトは当然廃盤。よって高値で取引される
どういうつもりで作ったのか?と言われ
史上最低の映画と名高いホラー映画界のレジェンドなのです。
この最高のレジェンドに、「死霊の盆踊り」というタイトルが
なぜ与えられたのでしょうか?
原題は、”Orgy of the Dead”
直訳すると『死者たちの狂宴』とか『死人の乱痴気騒ぎ』。
江戸木さんは、なぜ死者を死霊としたのか?
なぜ狂宴を盆踊りとしたのか?
たくさん聞きたいことがあって、30分じゃ足りないかも〜。
こんなお話から、映画の邦題がどうやって決まっていくか?
なんかの裏話が展開される予定です。
ピクチャーズデプトの映画は、割と「原題そのまま」が多いんですが、
そのあたりの私の邦題に対する趣味趣向とかもお披露目できればな、と。
登壇3名の「マイ・ベスト・邦題」も発表しまーす。
映画宣伝のベテランかつプロによる
かなりレアで面白い映画トークになるはずなので、
時節柄、忘年会のネタを探している方なんかも
ぜひ遊びに来てくださいね。
今夜7時〜@逗子文化プラザホールにて
https://t.livepocket.jp/e/ghorst
12/14(木)18:30受付開始/19:00開演
21:00 終了予定
なんども言いますが、
まったく怖くないホラー映画です。
どちらかというと、かなり哲学的スピ。
人は死んだらどうなるか?
亡霊の館のエミリーちゃんが教えてくれます。
ちなみに、『私はゴースト』バイヤー兼字幕翻訳家の
おがわさんからメッセージが来ました。
ゲストの江戸木純さんが過去に編み出した邦題(なんと数百以上!)たちの
クリエイティビティに震えてる…
“ほんの”一例を挙げると…
「ヤムチャ・ガールズ/地獄の鉄観音」
「レディ・ニンジャ/セクシー武芸帖」
「レディ・ニンジャ2/夜霧の忍び凧」
「ザ・ブルード/怒りのメタファー」(超名作!)