top > blog > SAKE-BOMB > 05.5月.2014

肉フェス×映画『サケボム』スペシャルトーク!

“サケボムやるとハッピーな気分になります!”

肉フェス×映画『サケボム』公開記念トークイベント・レポート

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GW真っ只中の駒沢オリンピック公園では、全国の人気肉料理店が集まった日本最大級の肉のお祭り「肉フェス」が開催中で、のべ20万人が訪れというこのお祭り、連日人気店には長蛇の列が出来て大盛り上がりの様子。

 

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「肉たりてる?」なんて言われたら、「たりてません!」としか答えられないですよ、そりゃ。肉にたどりつくまでに1時間とか、ホントにすごい盛況ぶりでして。で、肉と言えば、ビールでしょ。ビールと言えば、サケボムでしょ(ちょっと強引)ということで、肉フェス×映画『サケボム』のコラボイベントで、スペシャルトークショーやってきたレポートお届けします。


もう日本映画界にこの人あり!な濱田岳さん演じる日本の老舗酒蔵で働く純朴な青年・ナオトが、見た目はアジア人でも心は白人のバリバリのアメリカ人の従兄弟・セバスチャンと、突然いなくなってしまった元カノ追っかけて、ロサンゼルスからサンフランシスコまで7日間のロードトリップする映画『サケボム』。ちょっぴりほろ苦い、青春ロードムービーなんですが。

 

今回は、映画のメインテーマでもある、見た目と中身のギャップについて、ゲストに元力士(マジで強かったみたい)という異色の経歴を持つ人気上昇中のハーフ芸人・マービンJrさんとサキノジュンヤ監督をお迎えして、「見た目は外国人、でも中身は日本人?!」と題して、トークしてきました、よ。

 

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荒川区出身、足立区育ちのばりばり下町育ちの、マービンJrさん。ちょっとしたブームになってるハーフ芸人の登場とあって、登場するや、会場からは「マービーン!」の歓声が。お客さんも美味い肉とビールでいい感じ。サキノ監督は、ちょっぴり照れつつご挨拶。いきなり英語で話しかけるも、さっぱり聞き取れないマービンJr(英語がまったく喋れません)という、お決まりの英語分かりませんネタを挟んで、早速トークは見た目と中身のギャップトークに。

 

「上野駅でミックスジュース飲んでいただ けで、警察官から、『あやしい』と言われ、職質を受けた」
「新聞の勧誘が来たので日本語が分からないフリをし ていたら、今度は黒人のセールスマンがきて、1万円もするアフリカンコーヒーを買わされた」
「六本木歩いてたら、やたらB系のTシャツ売られる」
「近所の幼稚園児たちが、今日モンスター(マービンJrのあだ名)の家の前集合な、と言ってて悲しかった…」

 

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など、もはや持ち前のネタのオンパレード(笑)。
アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんを持つハーフなマービンJrさんですが、お話を聞けば聞くほど、日本人。しかも相撲をずっとやっていたということもあり、ほんとに根っからの日本人。見た目は9割なんて言いますけど、ホントにそうかもしれませんね。

で、トークもひとしきり落ち着いたところで、サケボム、やってみましょうよ、という監督からのフリが。

 

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そう、サケボム、ってのは映画のタイトルなんですが、アメリカで大流行のビール×日本酒の爆弾酒のことなんですよね。日本食や日本酒ブームと相まって、日本酒を楽しむアメリカ人も増えてますが、独自の発展をしているようで。

 

映画の中でも、ナオトとセバスチャンの出逢いと旅のはじまりは、このサケボムから。会場の皆さんとの出逢いを記念して、お客さんと、サケボムししゃいましょう!てな感じで、テーブルの上にはビールジョッキにお箸を渡し、その上に日本酒の入ったお猪口をのせたサケボムが準備OK。

 

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さあ、いきますよ!

掛け声「サケボム、サケボム、サケサケボーム!」

一斉にテーブルをドン!

 

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「ワー」「キャー」とわき起こる歓声。

さて、お味はいかに?

「ハッピーな気分になった!」
「イケる!」
「甘いビールって感じ」
「甘くて美味しい」

意外や意外。もちろん仕込みのお客さんじゃないですよ(笑)

そう、ワタクシもアメリカでやってみましたが、これ意外とクセになるというか。場が盛り上がるのは確実ですし、意外とイケる!ってなこともあって、パーティとか合コンで流行る?なんて思ったりしてます。

実際の“サケボム”の様子はコチラ。

 

日本酒とビール?ふざけんな!とお思いになられる日本酒orビール愛好家の方もおられるかと思いますが、こんな飲み方もあるってなことでご容赦を。

 

日本酒の大手メーカーの月桂冠貿易部の部長さんも「日本人からしてみると、何てことをするんだと思うでしょうが、それぞれの好みに合ったスタイルで受け入れられているわけです。世界で月桂冠ブランドを拡大していくためには、異文化を理解し、その土地土地の人たちに支持される商品を開発し、展開する必要があるのです」と語られているように、アメリカではこのサケボムによって日本酒カルチャーが広がっているんですよね。
参照:http://www.gekkeikan.co.jp/saiyo/kakushin/kajihara.html

 

最後に、映画を一足先にご覧頂いたマービンJrさんに感想をお聞きして、お開きに。

「めちゃくちゃ面白かった。僕は見た目は日本人じゃないけど、生粋の日本人だから、(主要登場人物の)セ バスチャンに共感しまくりました」と、絶賛コメント頂きつつ、記念撮影。

 

これ、ステマでもなんでもなく、本音の感想でワタクシは大いに嬉しかったんですけど、どうしても宣伝ぽく聞こえてしまう不思議
。ま、仕方ないけど、ぜひ気になった皆さんは、劇場で確かめてもらえたら嬉しいです。

サケボム 予告編

 

ありがとうございましたー。

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