top > blog > SAKE-BOMB > 23.8月.2012

SAKE-BOMB day12 【いよいよ前半撮影最終日!】

【Staff1号 from LA】8月20日の出来事。

今日で、前半戦の撮影最終日。

SAKE-BOMBの撮影は、
LA中心の撮影部分、SFOでの撮影とニッポンの撮影と
全3部構成なのです。

最後を締める撮影場所は、こちら。
ドドン。

 

はい、農場でございます。
中心部へと出勤する車の大渋滞を横目に見ながら、
※朝のR246の混雑×2くらいで、首都高の渋滞も目じゃないですね
LA中心部からフリーウェイを北上すること1時間。

やってきました、Underwood Firm。
気分はちょっと、『イントゥ・ザ・ワイルド』です。
※そこまで何も無いわけじゃないんですけど、なんとなく。

牛さんもいます。

子やぎ(?)さんもいます。

あ、別に農場で動物さんたちとの触れ合いを描く映画ではないのですが。

今日は、この農場奥にある道路をお借りしての撮影です。
横には夏真っ盛りにぐんぐん育ち盛りのトウモロコシ畑が。

ん?真ん中になんかいますね。
分かりますかね?

ちょっと近づいてみます。

あ。
撮影監督のサムさんです!
最初、眩しかったのもあって、
ほんとに気付かず写真撮ってまして、(笑

アシスタントが機材を届けてるこの写真なんか、
まさにフィールドオブドリームスじゃないですか。
さぞお暑かったことだろうと、思います…。

順調に始まったかに思えた、その時。
どうやら、何かがおかしい。

ロードトリップ中の二人の車に背後から近づく、
パトカーのランプがピカピカ光ってないじゃないですか!?

むむむ、困ったちゃんな状況に登場したのが、
Gafferのヒトシさん。
※ちなみにヒトシさんも広島出身。

ニッパー持って、ビニール部分削って、銅線確認して、と。
もはや電気屋さんじゃないですか、これ(笑
緊急の電気の配線工事です。

そして、格闘すること約30分くらいだったでしょうか。
ライトが再びピカピカと光始めて。

その時のヒトシさんのリアクション、ニヤリ顔。
その時のアシスタントのMatthewのリアクション、ガッツポーズ&シャウト顔。
見事なまでのリアクションの違い(笑

無事に撮影再開出来て、ホッとしたところで、
監督を振り返ると。

今日のショットリストとにらめっこ。
疲れを見せることもなく集中&集中。

こちらは、警察官役のMichael Patrick Mcgillさん。
ランチでたまたまご一緒したんですけど、
まあイイおっちゃんで。
でも、この制服着て、グラサンかけると、変身。

ちょうど前日に、街を車で走ってたら、
2回も警察官に締め上げられる現場を見てしまったせいもあり、
芝居してるとこ見たらフツーに怖かったです…

まあ警察官も怖いですよね。
だって普通に銃を持っている可能性あるわけだし、
いきなり撃たれるなんてこともあるんでしょうし。。。

そんなことで、イメージ通りのなかなか良いシーンが撮れたと思います。
こんな感じ。

続きは、ぜひ本編で。
※ちなみに、パトカーのランプが付いてなかったのでNG…

で、影を作るものがほぼ何もないだだっ広いこの農場に、
一日いたおかげで、お顔もお肌も真っ黒に。

お久しぶりにお会いする方々へ。
リゾート焼けではございませんので、ご容赦ください。

始まってから2〜3日目はまだ後こんなに続くの?なんて思ってたけど、
終わってみるとあっという間で、
なんだか寂しいもんです。

ワタクシは一時日本に帰国して、
日本撮影の準備です。

久しぶりのニッポン。
いっつも海外から帰ると真っ先にラーメン!なのですが、
LAではかなり美味しいラーメンが結構あって、
実はラーメンはあまり恋しくなくて、
刺身&風呂!な気分です。