SAKE-BOMB day 0.5
【Staff 1号 from LA】
ここにきての時差ぼけか、はたまた悪夢でのお目覚め&二度寝が原因か、
出発20分前に目が覚める。
焦ってシャワー&準備しての出発。
さ、スタジオに着いたと思ったら、駐車場が車でいっぱい。
何事かと思ったら、「Sons of Anarchy」というTVドラマの撮影をやってる模様。
い、いかつい…。
しかもカーチェイスシーンを撮ってるらしく、クルーもたくさん。
あぁ、これぞハリウッド。
ケイタリングカーもこっちとは比べもんにならん…
いつかはそんな作品も…と夢を見つつ、スタジオ内へ。
今日は、各部署(日本的に言うと)がそれぞれ明日からの本格的撮影開始に向けての準備準備。
DPチームはレンズの整理や撮影機材の確認などなど。
今回、キャノンさんからC300の機材提供を頂いておりまして、
誠にありがとうございます、とこの場で改めて。
暗いところの撮影に大活躍とDPから聞いております。
美術チームは部屋の作り込みなどなど。
そしてジュンヤ監督が小道具のチェックをしてるんだけど、何だかニヤニヤ。
重要なアイテムの確認中なのです。
などなど、あっという間にお昼近く。
ワタクシは、岳さんの到着お迎えに、
ドライバー兼お世話係のTakeya氏とともに一路空港へ。
渋滞もなく順調にフリーウェイを走る車でありましたが、
何やら後ろから、お前遅いんだよ、とばかりにベンツさんがあおってきまして、
割り込んで来たと思ったら、あろうことか、
窓から腕をだして、中指さんを突き立てるではありませんか!!
いやー、主張の国、アメリカですね。
その後は無事に空港に着いて、到着の場所へ。
岳サンが元気にやってきましたが、どうやら飛行機では全然寝れなかった様子。
長旅お疲れ様でした。
が、しかし。
明日から撮影なので、時差ぼけ防止にも寝かせないという非常策、ごめんなさい。
今日は、ヘアメイクの確認と衣装合わせだけでしたが、スタジオへ連行。
衣装さんの容赦ない英語攻撃をやさしく対応してくれるのは、
LAで活躍している日本人ヘアメイクのミッチー。
明日からもどうぞ宜しくお願いします。
ちなみに、岳サンは初のアメリカ本土とのこと。
まあ初日だし、せっかくなのでアメリカンなものいきますか、と、
お疲れとは思えないチャレンジングな発言。
じゃあ、ということでやってきましたのは、ステーキハウス。
はい、ガッツリ肉を食らいながら、
ジュンヤ監督ともコミュニケーション。
ジュンヤ監督、今回撮影で使っているスタジオは、
アメリカで始めて映画本編の現場に関わった思い出のスタジオらしく、
今度は自分の初監督作品でまた同じスタジオで撮影をするということで、
感慨ひとしおなんて話をしたり。
ゆっくり2時間くらい、日本とアメリカでなかなかゆっくり
コミュニケーション出来なかったですが、これで準備万端。
明日もAM6:30集合と早いので、そろそろこの辺で。
p.s.
食事中に、岳サンから飛び出た衝撃発言。
「日本の映画市場って紅ショウガと同じくらいらしいですからね」
………。
この話、以前キネ旬ベスト10の表彰式で、弊社の代表が舞台上でのこぼれ話なんですよねー。
岳サンのところまで話が回っていたのか、まさか!と新鮮に驚きました。
※単純に別の方の発言かもしれませんので、あしからず。都合の良い解釈ブログでしたー。