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ロンドンでいま、三木聡DVD BOXが発売になる、その訳は?

これまたかなりバックデートになりますが、帰りの飛行機の中で書いていたのでした。
今年の私の前半戦は、海外出張ばかりで、自宅に帰ってしばらくは、足下がうわついているくらい、地に足がついていません。。。今日はほんとうに数ヶ月ぶりの完全オフで、ようやく思い出したのでした!

February 24, 2012

ロンドンで開催されているHyper Japanイベント初日。



会場は、大きなドーム型の見本市会場で、
NARTOやドラゴンボール、もののけ姫やONE PIECEナドナドのコスプレさんたちがおめかしして、続々と会場入りしています。

パリで毎年行われる同様のイベントJAPAN EXPOより規模はかなり小さめですが、それでも4万人くらいの来場車があるそうで、日本のアニメやコミックの根強い人気を実感しました。

ニコニコ動画のブースでは、初音ミクのコスプレ嬢ふたりがインタビューされていたそうですが、実は、3日間会場にいて、初音ミクはこの二人しか見ませんでした。どうもまだ広く普及はしていないようです。パリのオタク会社のシャッチョさんが言うには、初音ミクの英語版があればもっと普及すると思うので、YAMAHAのソフトウェアの英語版の早期開発が臨まれているとかなんとか。アニメやコミック、コスプレ界やボーカロイドの世界は概論以外はイマイチよく知らないのであります。

日本酒やチョーヤの梅酒、なぜかヤクルトがブースを出展してロンドンっ子へのPRを積極的に行っていましたが、中でも盛り上がっていたのがイギリスのYOU TUBEアイドル、ベッキーちゃん。日本で人気のベッキーではなくて、「男女」とかいう日本の歌に合わせて自宅の部屋で「男女ダンス」を披露しているだけのYOU TUBEで超人気になり、出身のマン島から出たこともなく、ロンドンにさえ行ったことがない14歳の彼女は、なんと日本にはもう4回も来日してるそうです。知らんかった〜。このベッキーちゃんの特別ステージが一番人気だったかなぁ?やっぱり。

日本人もガンバってます。

日本からも、麻生夏子さんというアニソンアイドルがアニソンショーをやってましたが、彼女はどちらかというと、ロンドンっ子よりも、ロンドン在住の日本人オタク少年たちから人気があるようでした。ことアニソンで言えば、ロンドンよりも、上海万博の時のアニソンナイトの盛り上がり方の方が、何倍も熱気があったと思います。ただ、あちらのアニソンは、マジンガーゼットの水木しげるさん、ではなくて水木一郎さんだったので、一体いつの時代のアニメが輸入されているのやら?とは思ってしまったのですが。。。

ブースでのDVDやコミックの売れ行きなんかを見ていると、映画では、やはり、スタジオジブリ強し!と感じましたね。あとは細田守さんの『時をかける少女』や『サマーウォーズ』が
枚数多く陳列されていました。我が社の仲里依紗ちゃんバージョン『時をかける少女』は、細田監督の『時かけ』と同じ配給会社から発売されているのですが、なぜか在庫ゼロ。売れないからなのか?在庫切れなのか?とっても気になるところでした。

一日目の三木聡監督xふせえりさんトークショーはおかげさまで満席御礼。日本人が多いのかと想像していたのですが、ほとんどが現地の人で、三木監督のキッチュな世界観のコメディに興味津々の様子でDVDもこの日100枚以上売れ、サイン会は長蛇の列ができてしまい、おふたりには時間延長で頑張って頂くことになりました。

どうやらみなさん、もともと『亀は以外と速く泳ぐ』や『インスタント沼』で三木作品のファンで今回、『転々』が追加されたこともあって、所蔵はダブっているけど、新たにDVD BOXを買ったという人も多く、仕掛け側としても、ちょっとした驚きでした。

なぜかロンドンっ子は三木ワールドにハマっている子たちがちゃんと存在しているのですが、
なんでUKでウケるのか?と何人かのファンに質問してみたところ、どうも三木ワールドにはモンティ・パイソンと同じニオイがするらしく、なんとも共感できる笑いなのだそうです。

だとしたら、三木監督の思惑通りなので、してやったり!です。
なんつたって、三木さんもふせさんも、もともとは「モンティ・パイソンな笑いを追求する!」という小劇場出身なのですから。。。

さて、終了後私たちは、ブロンプトンの駅から地下鉄に乗り、ロンドンいちオイシイ!という
フィッシュ&チップスを頂きに繰り出しました。本場もんは確かに美味でしたね〜。

South Brompton Station