top > blog > Mumbai 2012 > 19.3月.2012

インドのシネコンに行ってきた staff1号

【Staff1号ブログ】
シャチョーと香港で別れて(そのまま香港映画祭&マーケットへ直行、お疲れさまです)
無事帰国しました。
成田空港で一足先に、ラーメン食べて、氷入りの水を飲んで感動したのは内緒です…。

ムンバイの最終日に、ボリウッドムービーを見に行くのだ!
と意気込んで、近くの映画館はどこに?とコンシェルジェに質問。
日本と一緒ですが、いわゆるシネコンとオールドシネマ(いわゆる昔からの映画館)があります。
オールドシネマも気になるところですが、
最新事情を探るべく、シネコンに決定。

向かうはoberoi mallというショッピングモールにあるPVR Cinemas


ホテルをタクシーで出発。
ゲートを出ると昨日とは反対方向に。
未舗装の道路の脇には地元ショップが並び、また昨日とは全然違う風景。
スラムと高層ビルが横に並ぶのがインドですね。

20分くらいで到着、タクシー代は300ルピー(約480円)。
ショッピングモール、かなり立派というかフツーにモールでビックリ。
(ちなみに、インドは1Fが0Fなので、階数をよく間違えました)

てくてく、エスカレーターにのって、到着。

早速チケットカウンターへ。
どんな作品を上映しているのかな?と覗き込む。
(はい、調べてきておりません)

『ジョン・カーター』とかハリウッドムービーと
インド映画(ボリウッドムービー)が7〜8作品くらい。
上映時間とにらめっこして、選んだ作品は『Kahaani』
(カーニ?カハーニ?読み方は分からず)
上映回数が一番多かったのと、チケットを買う人のほとんどが
この作品のチケットを買っていたので。

他にも気になるインド映画はいろいろあったので、紹介。

で、チケット購入。
大人一人160ルピー(約260円)、安い!
(ちなみにホテルの冷蔵庫でレッドブルが150ルピー)

よし、いざ入場!ともぎりのお兄さんに近づこうとすると、
インド恒例のセキュリティチェック。
しかもバッグちょっと見るとかじゃなくて、
空港の荷物検査並。
赤外線チェックですよ。
シャッチョは、デジカメのバッテリー取り上げられてました。

さー、歌って踊るのかなー。
どんな風に見てるのかなーと思って入ったら、
ん?何やらシリアスな雰囲気。
(開始10分くらいで入ったのでもう上映が始まっていたのです)

いやいや、とは言えボリウッドムービーですよ。
どこでミュージカルシーンがくるのかなー。
ワクワク。
ワクワク。
ワクワ。
ワク。
ワ…。

いやいや、フツーに良く出来たサスペンスドラマじゃないですか!
若い新婚夫婦、子供が出来て幸せ一杯なのに、ある日ダンナが姿を消した。
ダンナが残したメモ(伝言)を便りに、身重の身体を押して、
警察へ相談に行く妻(ペネロペ似)。
若いイケメン警官(若いウィル・スミス風)が
ダンナがいると思われるホテルに一緒に行くが、
宿の主人はそんな人泊まってないと返される。
困惑し、怒り出す妻だが、いないものは仕方ない。
途方に暮れる妻だったが、かすかな記憶を辿って手がかりを探す。
やがて、謎が少しずつ解けていくが、
最後にアッというどんでん返しが!
(ヒンズー語ときどき英語のため勝手解説)

はい、もうお分かりかと思いますが、
お決まりのダンスシーンがなかったのです。。。
違和感をこれだったのか。。
残念でしたが、これが今のインド映画の最前線なのでしょう。
強いて言えば、アップの切り返しとジャンプカットが多いのと、
チェイスシーンのスピード感がなかったかな。

製作は、前日に打合せをしたViacom。
んー、こういう作品が多いなら全然行けるなー。
韓国映画や台湾映画など、最近スゴいクオリティがあがってるけど、
次はインドだなーと実感。
(ニッポン……….)

後、これは習慣かもですが、
インターミッション(途中休憩)がありました。
2時間映画でしたが、ちゃんと1時間くらいで入りました。
どんな作品にもあるんでしょうね。

合間に写真をパシャリ。

空席が目立ちますが、かなりデカい劇場だったので、
150人くらいは入ってたかな?

大満足。
もう1作品観たいくらいでしたが、
お腹も減ってきたので、食事へ。

余談ですが。
カレー好きな僕ですが、とはいえ2日も食えば飽きるかなあと思っていたところ、
飽きるどころか食べるものが何でも美味しくて!毎度食べ過ぎ。。
ただ、一度しっかり食べるとしばらくお腹減らないんですよ、これ。
腹持ちが良いんですね。

なんて、のんびり食事してたら結構時間が経っちゃって、
もう1作品は見れず。。
代わりに、モールと言えばフードコートって事で、探索。

ちなみにマックにはビーフパテのメニューはありませんでした。
インドですね。

で、ホテルへ戻ることに。
帰りはずっと気になっていた、リクシャに乗りました。
楽しい経験だったけど、いやー怖かった。。。
アスファルトの交通量多いところは避けた方が良いかも。。