top > blog > Mumbai 2012 > 17.3月.2012

ムンバイはアツい staff1号

本日は、初めてのスタッフブログ。
シャチョーに変わりまして、スタッフ1号がお届けします。
現在、インドはムンバイ(旧名:ボンベイ)に滞在しております。

FICCI FRAMESというカンファレンスにお呼ばれして、来ている訳ですが。
ホテルに2日間缶詰状態だったので、町並みを見たい!ということで、
昨日は初めてのムンバイ市街地観光に行ってきました、のレポートです。

(インドのタクシーがすんごいオシャレ!その他にもデザイン可愛いものたくさんでした!)

シク教人と思われるターバン&お髭の立派な運転手さんとタクシーで街に繰り出した。
到着が深夜だったので、初めてのリアルインドのストリートを走る。
とにかく道が舗装されてないから、タクシーがちんサムロードよろしく、上下に激しく揺れる。

車線という概念は無いらしく、クラクションを鳴らしながらそこのけそこのけ我が行く手を阻むな状態で突っ込んで行く。
案の定、一回後ろのリキシャが突っ込んできて、ゴツン。
あーどうなるの?と思ってたら、ごめんね、しゃーねーなー、みたいな会話で終了…。
恐るべし、インドの交通事情。

ムンバイはインド最大の都市という事だが、観光地は少ないようだ。
インド本を買ったらムンバイはたった2ページ…。
映画『スラムドッグミリオネア』でも有名なスラム街(DhobiGhatという洗濯マーケット)、インド門、タージマハルホテル、CST駅(世界遺産)と周り、帰りはアラビア海沿岸をドライブ。
途中、海上道路があってワクワクしたけど、側壁が高くてあまり海見えず、残念。

人の多さと熱気とで街はすごかった。
基本歩道は商売スペースと化し、人人人。
これはなんだろうと思って写真撮ろうとしたら、ノーフォト、と怒られる。
ん?何か怪しいもんでも売ってるのか?と訝しむ。

近くにさとうきびジュースをその場で作って売ってるお店を発見。
作業をへ~、と眺めていると若い男女がマジ喧嘩してる…。
しかも別々のカップルの男女で、なぜ女のカレシは止めないんだと、不思議。
かなりのマジ具合で気になったけど、周りは一切気にしておらず、ん?茶飯事か?と思い次の場所へ。
どうなったのかな?

外に出ると気温は30度超え。
タクシーの中でクーラーが神に思えるが、インドの皆さんはほぼ汗をかいておらず。
人間の適応能力ですかね、すごい。

街に出て強く感じたのは、外国人が圧倒的にいないということ。
なんせ日本人が珍しいのか、うちの子供と一緒に写真撮ってくれと寝ている子供を抱っこするよう有無を言わさず渡してくる。
最初はなんだこの写真詐欺は?と思ったけど、純粋に珍しくて写真を取りたかったようだ。
とってもニッコリ笑ってバイバイ。

話を戻して。
もちろん宗教や言葉はいろいろ違うんだろうけど、インド人ばっかりってこと。
英語ができるし大陸だしで違うとはいえ、何か街並みの昭和っぽさとか含め、なんか日本と似てるんだなぁいろいろと、と思った。
そして、みんないい笑顔。
土産物を持って寄ってくるけどそんなにうるさいってほどしつこくないし、なんか許せちゃう可愛さもあったり。

すんごい立派なビルの真横にスラム街があったり、その格差にまじビビる。
よくあるのはエリアが違うとかで、あっちはスラム街だから気をつけろとなるが、インドは両隣。
この発展スピードでいくと街がどんどん変わっていくけど、取り残されちゃう人もいっぱいいるんだろうなあとか考えて、何とも言えない気持ちになる。

観光を終えてホテルに戻る途中、気分はジェームスボンドな出来事が。
うちのタクシーの運ちゃん、早く帰りたかったのか信号無視で突き進むと、
横から右折してくるバスが!
しかもスピードを緩める気無し!
おおおおおーとビビるスタッフ1号とシャチョー。
まるで焦ってない運ちゃんは冷静にハンドルを左に大きくきって、スレスレにかわした。
監督の「カット!」と言う声がかかっても良いくらいのアクションシーンを体験。
いやマジで怖かったんですけど…。

無事にホテルに戻ってきて、お支払い。
8時間の貸切で2000ルピー(約3200円)でした。安い!
ネットでいっぱい情報は取れるし行った気にもなるけど、
自分の目でみて、体験するのが大事だなーと改めて。

今日は、インドの映画館に行ってみよーっと。
ボリウッドムービーを見るのだ!