胸騒ぎの恋人
- カンヌ映画祭2010 ある視点部門 正式出品
- セザール賞 最優秀外国映画賞 ノミネート
- ジュトラ賞 最優秀国際映画賞 受賞
- ロッテルダム国際映画祭 MovieZone賞 受賞
- カルロヴィヴァリ映画祭 正式出品
- トロント国際映画祭 正式出品
- シカゴ国際映画祭 正式出品
カンヌ映画祭で三冠!鮮烈のデビュー作『マイ・マザー』から一年、20歳で再びカンヌへ。
一躍スターダムにのし上がったグザヴィエ・ドランの今度のテーマは【恋】 。
同じ彼を好きになってしまった男女の奇妙な三角関係を描くカラフルなラブストーリー。
Synopsis
初監督作『マイ・マザー』がカンヌ映画祭で鮮烈なデビューを飾り、最注目の怪童=アンファン・テリーブルとして世界の映画界を驚かせたグザヴィエ・ドラン。翌年20歳で監督した本作がふたたびカンヌ映画祭に選出され、同映画祭ディレクターから「エキサイティングな新世代の一人」と絶賛された。本作では監督、脚本に留まらず、プロデューサー、主演、編集、コスチューム、アートディレクションも務めるなど、ドランワールドがさらに絢爛に花開く、恋の代表作。
親友のマリーと同じ彼、ニコラを好きになってしまったフランシスの視点で描かれる本作でドランは、恋に落ちる過程の検証を試み、片思いの苦悩に肉薄する。2人は内心ニコラにぞっこんなのに悪口を言って相手の腹を探ってみたり、ニコラの思わせぶりな仕草に期待を持ったり…。押し寄せるのは、もどかしさ、ほろ苦さ、ジェラシー、探り合い、駆け引き——。出会いに始まり、涙で終わる、切ない恋心。ティーンなら誰もが味わうポエティックなカオスを、ポップなカラーアート、ヴィンテージの服、クラシックな音楽で再現。ドランならではの異形な恋のスタイルがスクリーンに溢れ出す傑作ラブストーリー。
Director's Profile : グザヴィエ・ドラン
1989年、カナダ生まれ。6歳で子役として活動を始める。17歳の時に書き上げた脚本で自ら監督と主演をつとめた『マイ・マザー』が、2009年にカンヌ映画祭監督週間部門に出品され三冠受賞と鮮烈なデビューを飾った。翌年『胸騒ぎの恋人』、2012年に『わたしはロランス』と続けて、カンヌ映画祭ある視点部門に出品され、世界が最注目する怪童としてスターダムにのし上がった。2013年『Tom at the Farm(原題)』がヴェネツィア映画祭コンペティション部門に出品される。現在、最新作となる第5作『Mommy(原題)』をカナダで撮影中。世界の映画界が完成を待ち望んでいる。
Credit
監督・脚本・主演:グザヴィエ・ドラン『マイ・マザー』『わたしはロランス』『Tom at the Farm(原題)』『Mommy(原題)』
出演:グザヴィエ・ドラン、モニア・ショクリ、ニールス・シュナイダー
配給:ピクチャーズデプト 提供:鈍牛倶楽部
2010/カナダ/カラー/101分/1:1.85/フランス語・日本語字幕/原題:Les amours imaginaires 英題:Heartbeats
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