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ボーイズ・オン・ザ・ラン

男はいつでも、本気になった時が青春だ。
  • ウディネ・ファーイースト映画祭 2010
  • ニューヨークアジア映画祭 2010
  • プチョン国際映画祭 2010
  • レインダンス映画祭 2010
  • カオシュン映画祭 2010

田西敏行、29歳。
走れ、泣け、恋をしろ。

「いい人」か「獣」か。「土下座」か「決闘」か。
田西の人生が、今、動き出す。

Synopsis

田西敏行29歳、素人童貞、弱小玩具メーカーで働くサラリーマン。誕生日をテレクラで迎え、実家でエロビデオ三昧の毎日。そんな田西にも憧れの同僚・ちはるがいた。彼女にうまく近づけない田西は、秋葉原で出会ったライバル会社の青山に恋の相談を持ちかける。ヤリ手でイケメン、女に困ることはない青山の手ほどきのおかげで、チャンス到来 ! ちはるとの恋が成就するかに思えたその時、田西のたった1度の過ちから事態は急降下。一気にちはるから軽蔑されてしまい、2人の関係はどんどん最悪な方向へ進んでいくのだった・・・ がしかし、そこには衝撃の事実が待ち受けていた。田西のハートに火がついた。会社も周りも巻き込んで、男・田西は命がけの恋に走り出す !

Director's Profile : 三浦大輔

1975年12月12日生まれ、北海道出身。 96年、早稲田大学在学中に演劇ユニット「ポツドール」を結成。以降、17回公演すべての脚本・演出をつとめる。 第5回公演「騎士(ナイト)クラブ」からこれまでの演劇的な作風を一変させ、演劇的なものを最大限排除したドキュメンタリータッチの作品に挑む。 リアルを徹底的に追及したこの作品は「セミドキュメント」と称され、これを機会にメディアに大きく取り上げられるようになる。 第6回公演「身体検査」では舞台上の役者が一切演技をせず、プライベートを背負ったまま舞台に上がるという表現手段で多くの賞賛と批判を同時に受け、小劇場界に衝撃を与える。 田舎に住む若者達の愛憎を描いた第11回公演「激情」が、フジテレビ系列「劇団演技者。」でテレビドラマ化されるなど、大きな反響を呼んだ。 05年4月、初の新宿シアタートップス進出を遂げた第13回公演「愛の渦」では、裏風俗を舞台に、人間の性欲というものに真っ向から向かい合い、話題を再喚起した。 この作品で、演劇界の芥川賞とも呼ばれる第50回岸田國士戯曲賞を受賞する。 07年「激情」(再演)で本多劇場に進出。 本多劇場第二弾公演の08年「顔よ」では、その手法の斬新さと過激性で観客を圧倒した。 03年、初めての映像作品『はつこい』が第25回ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞。 06年オリジナルDVD『ソウルトレイン』(原作:石原まこちん)脚本・監督。 本作が初の長編映画デビュー作となる。

Credit

35mm/日本/114分/カラー/2010年
監督・脚本:三浦大輔
原作:花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(小学館 ビッグスピリッツコミックス刊)
峯田和伸、黒川芽以、松田龍平
© 2010花沢健吾/「ボーイズ・オン・ザ・ラン」製作委員会

Official Site

http://botr.jp

Poster

Scene Photos

Trailer

Director