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プレスリリース|チャイルド・マリッジ 略奪された花嫁

PRESS RELEASE
情報解禁:2018/8/10 午前0時
株式会社ピクチャーズデプト

チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁

2018.8.10(金)
Amazonビデオ ミニシアター 先行配信決定

タイトル:チャイルド・マリッジ/掠奪された花嫁(原題:DIFRET)
2018.8.10(金)Amazonビデオ ミニシアター作品
©2018 pictures dept. All Rights Reserved 公式サイト(英語):www.difret.com
2014年/エチオピア/99分/カラー/アメリカンビスタ/ステレオ

日本版予告編

【イントロダクション】アンジェリーナ・ジョリーが世界にどうしても伝えたかった衝撃の実話。いまだに貧困にあえぎ、国民には伝統的な考え方が色濃く根付いているエチオピアは、映画製作本数も極端に少なく、UNESCOの世界映画製作本数の指標にも上がってこないほどです。そんな祖国エチオピアで、数少ない脚本家、演出家として活躍するゼルセナイ・ベルハネ・メハリ監督は、本作の物語の舞台となった小さな村から3時間ほどの都会に生まれ育ち、エチオピアの伝統文化である「誘拐婚」については、ニュースやテレビで見聞きする程度でした。ある時、知り合いの法曹関係者から14歳の少女が誘拐婚の末に夫を殺害し、裁判にかけれたという事件の話を聞き、この不幸な事実を世界へ伝えるべくメガホンをとったのです。そしてこの、世界の片隅で生まれた、ともすれば見逃されてしまうような小さな映画の企画を知り、エグゼクティブ・プロデューサーに名乗り出たのが、アンジェリーナ・ジョリーでした。常々社会問題や男女の平等について意識の高いアンジーが、監督をハリウッドのスタジオに招聘し、自ら編集やポストプロダクションを手がけて完成させたのが、本作「チャイルド・マリッジー掠奪された花嫁」です。

【ストーリー】舞台となるのは、エチオピア。首都アディスアババから郊外へ3時間。14歳の聡明な女子中学生ヒルトが下校途中、男たちに拐われた。彼女はライフルを手に軟禁生活からの逃亡を図るが、誤って強引に結婚させられそうになった男を射殺してしまう。彼女の村には、結婚のために娘を“誘拐”するという、伝統的な<しきたり>が、いまだに残っていたのだ…。この事件を聞きつけ、若き女性弁護士、メアッツァ・アシェナフィがヒルトを正当防衛として弁護するために首都から派遣されてきた。メアッツァは村の権威者や現行法と真っ向から衝突し、ヒルトを救うために自らのキャリアすらリスクに晒すことを厭わない。

エチオピアで現実に起こった実話をベースに、社会の建前と、エチオピアの実生活に根強く残る、女性の権利や立場が圧倒的に制限される「家父長制度」との現実的なせめぎ合いをあぶり出し、エチアオピアが国を挙げて男女平等へと転進していく姿をまざまざと描いている。

国家が国家として成長していく物語の本当の主人公は、世界最貧国のひとつであるエチオピアの未来を担う、勇気ある世代の考え方や感受性なのだ。

■世界最貧困にあえぐエチオピアの伝統文化「誘拐婚」
エチオピアの伝統的慣習に関する国内委員会(NCTPE)が行った調査によると、オロミア州では80%が誘拐による結婚です。これは南部諸民族州の92%と同じくらい高い割合で、国の平均も69%となっています。
(ユニセフ公式サイトより引用)https://www.unicef.or.jp/children/children_now/ethiopia/sek_et8.html

■アンジェリーナ・ジョリーがどうしても伝えたかった<少女誘拐婚>のの真実
アンジェリーナ・ジョリーが、愛娘・ザハラちゃんの生まれ故郷となるエチオピアを舞台に挑んだプロデュース作。本作は、エチオピア最古の生活文化として“略奪婚”がいまだに残る村を舞台にした、実話に基づく物語。エチオピアの孤児院から生後まもないザハラちゃんを家族の一員に迎えたアンジーが、母として、また映画人として挑んだ渾身のトゥルー・ストーリーは、SDGs(持続可能な開発目標)に多くの企業が取り組み始め、また人権問題や、地球環境の改善に世界中で向き合うべきだという論調がことさら強くなってきたここ日本でも、大いに注目を集めそうだ。

 

■米・サンダンス映画祭、観客賞受賞、独・ベルリン映画祭、観客賞受賞。世界が反応した衝撃の実話。

現地では社会現象を巻き起こし、2014年1月に行われた米・サンダンス映画祭では見事「観客賞」を受賞するという快挙を達成。さらに、2015年2月にはベルリン映画祭でも観客賞を受賞している。また米国アカデミー賞には「外国語映画賞」エチオピア代表作品として選出されている。

■メハリ監督の新作には、アカデミー賞ノミネート女優、シアーシャ・ローナンの主演が決定。
アイルランドからニューヨークにやってきた移民少女の青春を描いた「ブルックリン」(2015)で、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンが、カミラ・ギブ著のベストセラー小説を映画化する新作「Sweetness in the Belly(原題)」に主演することが決定した。映画版は「ブルックリン」のアラン・モロニー、スーザン・ミューレンらがプロデュース。ローラ・フィリップスが手がけた脚本をもとに、エチオピア人監督ゼルセナイ・ベルハネ・メハリがメガホンをとる。(ハリウッドレポーターより抜粋引用)

監督・脚本: ゼルセナイ・ベルハネ・メハリ 製作:アンジェリーナ・ジョリー プロデューサー:メーレット・マンデフロ、リーライ・デモッツ、ゼレセネイ・ベルハーン・メハリ 制作プロダクション:A HAILE-ADDIS PICTURES 撮影:モニカ・レンチェウスカ 編集:アグニエスカ・グリンスカP.S.M 音楽:デヴィッド・エガー
出演:メロン・ジェトネ、ティツィタ・ハガーレ  日本配給:ピクチャーズデプト
© 2014 HAILE – ADDIS PICTURES, all rights reserved.

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