『希望の国』トロント映画祭史上初のNETPACアジア最優秀映画賞受賞!
『希望の国』がトロント映画祭でNETPACアジア最優秀映画賞を受賞しました!
北米最大の映画祭での受賞はとても意義が大きいと思うので世界の人にこのストーリーを知ってもらいたい!という気持ちでプロモーションしてきた弊社としては純粋に嬉しい思いです。
これを契機に、世界中の多くの人が、311の悲劇とフクシマの人災(世界はそう捉えている)によって市井の家族にもたらされた絶望とそしてその絶望の中に芽生える希望を感じ取って欲しいと思います。
NETPAC Awardって?
NETWORK FOR THE PROMOTION OF ASIAN CINEMA
ワールドプレミアもしくはインターナショナルプレミアの長編アジア映画に対し、NETPACのメンバーで構成される審査員によって選出される賞。世界の観客に対して競合しうる精神を以て制作され、世界の観客に向けて発信され、そして次世代の若手フィルムメイカーたちの未来の創作意欲を駆り立てるようなクリエイティビティを備えた作品に授与される賞。
NETPAC賞の選考メンバーは、世界35カ国の映画評論家で構成され、28カ国、44の世界映画祭で賞を授与しています。過去にトロントでの受賞がないようなので、トロント映画祭では『希望の国』が史上初受賞になった模様です。今年の審査員には、Laurice Guillen(フィリピン)、Shelly Kraicer(トロント/北京)、Azize Tan(イスタンブール)らが含まれる。審査員からの特別コメントは以下の通り。
トロント国際映画祭 審査員からの特別コメント
「全国民に深い傷を与えた大事件を政治的な側面と人間関係の面から決して声高にならずにアーティステイックに、しかし複雑さを失わずに描ききり、最後は希望と愛で締めた園子温監督の“希望の国”に最優秀NETPAC賞を与えます」 翻訳(Dean Shimauchi)