top > blog > Cannes 2011 > 23.5月.2011

【Cannes2011】05/22のツイートまとめ

ショートフィルムコンペ作全9本イッキ見。やはりショートがビジネスになっている国の作品が強い。だって、35mmコダック、Fuji FIlmあたりまえで、ほとんどがDolby Digitalだもの。日本のは学生の自主なのでプロダクションクオリティでは完敗。田﨑監督の技量は負けてない。
05-22 00:17
これは明日を夢見る若い制作者たちの問題ではなく、日本の映画産業が次の世代をどう育てるか?という哲学の問題。夢がない業界には、優秀な人材は流れてこない。各国のフィルムコミッションや政府のバックアップの規模が格段に違う。日本の経産省、文化庁はなんとかしなくていいものなのか?
05-22 00:19
写真は、カンヌのマーケットに出展される各国のパビリオン。その国の支援金情報や撮影支援、共同製作の相談窓口となっている。映画世界市場かろうじてまだ第2位の日本は、今年から「ジャパンパビリオン」の出展を撤退。国の予算がつかなかったから。 http://ow.ly/i/bS9h
05-22 00:25
というわけで、田﨑恵美さんの『ふたつのウーテル』は、ヨーロッパ色の強いラインナップの中、やはりアメリカンテイストなので、目立ってたと思います。プロが審査するので、予算の大小などが基準になるはずもなく、彼女の将来のポテンシャル、という意味では、十分に、もしかしたら、もしかするかも。
05-22 00:26

しかし、強国オーストラリアの『BEAR』は、強敵でしたな~。政府のあらゆる支援金がサポートして、海外セールスエージェントまでついてましたものねぇぇ。韓国の『GHOST』はさすが、映像の力とサウンドデザインが強烈で驚きました。ドラマ力ではノルウェーの『COLD』だなぁ。。。
05-22 00:30
監督の演出力としては、仏の『It’s Nothing』。田﨑さんのは、構図とさらりとした空気感がいいですね。”フェアリー”田﨑のユニークな「世界観」がしっかりと出てました。これ大事「監督だけの世界観」。
05-22 00:31
普段はなるべく批判的ではありたくない私ですが、カンヌでの一連の動きを見ていて、日本の映画産業の国の施策は、完全に失敗しています。なんとかしたいと思うけれど、批判的なのがバレているせいか、絶対に私のところにはヒアリングに来ないからな~。耳が痛いところにフタをするのは日本の特技。
05-22 00:34
そもそも9本の紹介を見てもらえれば判るように、日本の作品は紹介文が長過ぎるのです。映画のピッチの基本のき、からして出遅れている。たった15分の作品でこんなに長いシノプシスは不要。ということをどうしてこの若いチームに教えてあげられなかったのかな?http://ow.ly/4ZQxk
05-22 00:38
田﨑さんの作品の制作支援をし、そして今回の渡航を全面的に面倒みているユニジャパンは、映画のピッチのセミナーなんかを開催している張本人ではないですか?組織内のコンセンサスがとれてなさすぎなのでは?せめて、プロに頼めばよかったのに。もったいない。田﨑さんが才能あると思うだけに。
05-22 00:40
こんなことを言えば、もう私の会社には支援してもらえなくなるリスクはあるけれど、旧態依然の保守には、やっぱり声をあげていかないとダメダメ~!というのは、今朝のコンペ作中東が舞台の『おんなの源』(The Source Of Women)のテーマとも重なります(笑)
05-22 00:43

さて批判はこのくらいにして…カンヌのショートのセレクションですが、いわゆるオチのある短編映画らしい短編は1本しかありませんでした。他は「この監督はこんな感じです」というショーケース的なショートが出そろった感じ。やはり明日のスターを捜すというコンセプトなんですね。
05-22 00:48
もう~(怒)この人の記事、去年も青山真治の企画の予算を間違ってたし、今回もヒドイなぁ。中身がない、中身が。私は字幕をつけた張本人ですが、観客はエロ字幕にどよめいたのではなくて、外国人にとって「ラブホ」というコンセプトが笑えるんですよっ。http://ow.ly/4ZQRz
05-22 00:58
あと水野さんの全裸で男と抱き合ってるシーンなんて映ってませんから!見たんですかね?ちゃんと。http://ow.ly/4ZQV3
05-22 00:58
どうも日本が嫌いになりそうなことばかり起こってしまっている本日ですが、さくっと気を取り直してコンペのこと。下馬評ではテレンス・マリックが有力のようですが、案外、今朝の「The Souce』はシンプルに社会を変えるのは人の愛、というテーマが力強かったので、ダークホースの真打ちかも?
05-22 01:05
生命の「Source(源)」の水を村に引くというプロットに、いのちの「Source(源)」は女の愛、という伏線を張り、とてもシンプルな人間の姿を描いたラドゥ・ミハイレアヌは監督歴30年にして初カンヌだそうです。今どきめずらしいヨーロッパ・ビスタでした。
05-22 01:07
そうか!ゴンドリーさんは日本に少し愛がある可能性がありますね♪ @himanopoosant 日本が舞台のオムニバス映画「TOKYO!」の、ゴンドリー監督編にエキストラ参加しました。(撮影場所は古ぼけた映画館)休憩中に客席で一緒にお弁当を食べたりと、実に気さくなお人柄でしたよ。
05-22 01:23
とかって騒いでいたら、ユニジャパンのご担当者さまにご飯に誘っていただきました。あれ?気炎がバレたかな?『ウーテル』チームもご一緒ということなので、舌の根も乾かぬうちに楽しく参加させていただきます♪ 早稲田の安藤先生もご同席のようなので、この窮状を訴えてみたいと思います。
05-22 01:25
短編審査員のミシェル・ゴンドリー。パッと決断できるタイプの人間ではないので、審査は苦手、決められないから苦しい作業、とインタビューで答えてました。
05-22 01:27
RT @ykatou: 回覧|ついに始まった産業の空洞化 日本企業が見出せないこの国にとどまる意味http://j.mp/jpQ2t4
05-22 01:28
業界紙の星取り表。はねづの月は下から3番目、一命もキビちい。ザンネンながら、日本勢ふるわず。未見ですが口コミを聞いている限りでは、『一命』は日本ではヒットしそうな感じです。海外の人の「ミイケと言えば」イメージに沿わなかっただけ。
05-22 01:33
カンヌの中央に近い人たちの囁きだと、やっぱりマリックか、アルモドバルかカウリスマキ、ってとこみたいですね。マリックは賛否分かれていたけれど、口コミ的にいちばん絶賛されているのは、カウリスマキかな~。アルモドバルはとにかく中に入れなかった人が続出していて、見られた人が少ない…
05-22 01:35
上映会場のど真ん中にパナヒ監督用の席が常にリザーブしてありますよね♪ カンヌなりのリスペクト表現。@asaitakashi: 自宅軟禁中のイランのパナヒ監督の新作THIS IS NOT FILMはUSBをお菓子の箱に入れてカンヌに持ち込まれたらしい。
05-22 01:46
もう『恋の罪』の水野さんのヌードの話はおしまい。ピリオド。
05-22 01:47
今日のソワレ上映でも割れんばかりのスタンディングオベーションだったとか。やっぱりこれじゃないかなぁ?パルム。@pictures_dept: 生命の「Source(源)」の水を村に引くというプロットにいのちの「Source(源)」は女の愛という伏線を張り、シンプルな人間の姿を描いた
05-22 05:48
短編コンペ、世界の9人に選ばれた田崎恵美監督とキャスト、クルーたち勢揃いでパチり。早稲田大学の安藤教授と熱く世界を語り合いました。そしてすかさず、アップリンクの浅井さんに売り込み! http://ow.ly/i/bST4
05-22 05:51
若手の育成に熱心な早稲田大学の安藤紘平先生と世界の舞台について熱く語り、ユニジャパンさんなりにいろいろ大変だ、ということは判りましたが、問題が山積ということには変わりがなさそう。担当者さんがぐったりして映画嫌いにならないといいけれど……。うーん。
05-22 05:59
勝手にカンヌ受賞予想:監督賞テレンス・マリック、主演女優:ティルダ・スウィントン、主演男優:ライアン・ゴスリング、脚本賞ダルデンヌ、審査員特別賞:This Must Be The Place、パルム:The Source 個人的な勝手予想につきほぼ意味のないゲームのようなもんです
05-22 06:30
コンペ作品の上映会場 Lumiere 結構傾斜が急で、階段でつまづく人がたくさんいます。 http://ow.ly/i/bSYE
05-22 06:36
審査員ジョニー・トーのインタビュー「今日の中国では年間に制作される映画500本のうち20本しかまともな作品はない」映画製作について。「香港は自由だけどお金がない。中国はお金はあるけど、自由がない」
05-22 06:44
カンヌ映画祭|ある視点部門賞をキム・ギドク『アリラン』が受賞。
05-22 06:55
田�恵美さんの『ふたつのウーテル』キャスト、スタッフのカンヌの夕食の様子をYouTubeにアップしてみました。みなさん初々しいですね♪  http://ow.ly/4ZXvh
05-22 06:59
ソレンティーノ監督作は「ザ・マスト・ビー・ザ・プレース」じゃなくて、ゼア・マスト・ビー・ザ・プレース(There Must Be The Place)です。カンヌの公式サイトを見れば、日本語でタイトルが掲載されています。http://ow.ly/4ZYyC
05-22 08:09
プロとはなにか?を十分に考えさせられた今回のカンヌ。
05-22 08:13
I uploaded a @YouTube video http://youtu.be/nM4Jk3nPCHQ?a team_tazaki_Cannes_20110521
05-22 08:50
長かったカンヌもようやく最終日。今日はコンペ作品全作品がいっき見できる日です。見逃したダルデンヌ兄弟、カウリスマキ、アルモドバル、そして話題のデンマーク映画DRIVEをはしごの予定。濃いはしごだなぁ。最後の日になりましたが、ようやくなにも考えずに映画を楽しみたいと思います♪
05-22 15:00
そしてぜんぶ見終わったら、ちょうど受賞結果が判る頃です。ここまで粒ぞろいで盛り上がったカンヌはほんとうに久しぶりなので、結果も楽しみです。
05-22 15:02
あわわ。まさかご本人がご覧になっているとは。遅い時間まで丁寧にご取材いただきまして、こちらこそありがとうございました!あと話題の『DRIVE』は日本で買付けされてますので、公開されますよ♪ @tori_ro: まさか褒めていただけるとは思わなかったので嬉しいです。
05-22 15:04
キム・ギドクの『アリラン』のことばかり個人的趣味でつぶやいておりますが、日本の配給は弊社ではなくて、クレストさんです。
05-22 15:06
コンペ作品が公表されているだけでも4本、日本で公開されることになり、アルモドバルもどこかが買うでしょうということで、2011年カンヌ、近年にないヴィンテージイヤーになりました。これでは、今年は夏のヴェネチアではワールドプレミアする目玉がないんじゃないかな~?ってくらいの勢い。
05-22 15:14
初日からずーっと気になっていたCroisette通りにあるLouis Vittonのショウウィンドウにいる、モノホン、クリソツのトラを、最終日、ついに激写しました。 http://ow.ly/i/bU2Q
05-22 15:22
弊社ピクチャーズデプトのフェイスブックページはコチラ。http://ow.ly/504nC いまんとこ、英語だけです。
05-22 16:46
カンヌ現地関係者の大方の予想:監督賞マリック、女優賞スウィントン、男優賞ピッコリ、脚本賞:ダルデンヌ
05-22 16:48
私の勝手な予想:監督賞テレンス・マリック、主演女優:ティルダ・スウィントン、主演男優:ライアン・ゴスリング、脚本賞ダルデンヌ、審査員特別賞:This Must Be The Place、パルム:The Source 個人的な勝手予想につきほぼ意味のないゲームのようなもんです
05-22 16:52
おっ、TBSで田﨑恵美監督のインタビューが! http://ow.ly/504s0
05-22 16:55
どうもソレンティーノの「This Must Be The Place」を「The Must Be The Place」と書いている人が多いようなので、念のため。トーキングヘッズの名曲をモチーフにしています。This must be the placeは、ここに違いない、という意味
05-22 17:02
トーキングヘッズの歌詞は、HOME IS WHERE I WANT TO BE(お家に帰ろう)で始まりますが、居場所を探す昔ビッグなロックスターのショーンペンが旅に出て、その答えとしてのTHIS MUST BE THE PLACEです。タイトルは映画のラストシーンにかかってます。
05-22 17:04
単なるミスタイプは私も山ほどするので気にしませんが、この作品の場合、タイトルが映画の内容と重要に関わっているので、訂正させていただきます。
05-22 17:04